「血管の老い」の重要な指標となるのが血圧です。血圧の基本知識を知っていくことがまずは大切になります。

上の血圧と下の血圧とは何?

上の血圧…最も高い血圧を「収縮期血圧」と言い、心臓が収縮して血液が送り出されているときの最も高い圧をいいます。

 

 

 

高血圧・糖尿病・高脂血症の治療に特に力を入れている平塚市桃浜町の内科、桃浜内科クリニックです。

あなたの血圧は大丈夫ですか?

若い人にも多くなっている高血圧。

健康な若い人では120/80mmHg(収縮期血圧/拡張期血圧)くらいです。

「上の血圧が140mmHg以上」か「下の血圧が90mmHg以上」の場合を高血圧とし、ど一方が上回っていても高血圧になります。

 

「高血圧くらい、みんななっているじゃないか」と安易に考えていると、心臓や血管、さらに他の臓器にも障害をきたしていきます。


上の血圧と下の血圧の上昇により梗塞や脳出血の発症頻度が高まっていきますし、心筋梗塞、心不全、不整脈、動脈瘤、腎不全も起こります。


それらが起こってしまうと、手術やカテーテル、麻痺が残り、手足が上手く動かせなくなってしまう場合もありますし、と突然死を招く場合もあります。


血圧による自覚症状は特にないので、「気が付かない」場合もあり「沈黙の殺し屋」といわれているほど怖いものなのです。

高血圧!注意すべき6つのポイント

1,塩分の制限

日本人の食塩摂取量は1日平均約13グラムですから、高血圧の人ではその半分程度、6~8グラムに抑えるのが好ましいでしょう。

塩分の摂りすぎは降圧薬の効果を弱めてしまいます。

加工食品、インスタント食品の使用や外食など思ったよりも多くの塩分が使われていますので、自分の摂取量を知り、制限目標を立てていきましょう

 

2,肥満を治す

肥満は高血圧が2~3倍多いことがわかっています。糖尿病や脂質代謝障害や総コレステロールや中性脂肪が高値、善玉コレステロールは低値、また心臓への負担もかけやすいのです。

 

運動や食事療法を中心に良質のたんぱく質やお野菜、良質な油などをとりながら、体脂肪を減らしていきましょう。

続きは次回お伝えしますね。

 

 

高血圧・糖尿病・高脂血症など慢性疾患を多く診てきている、坂本先生の診療日は、月、水、木、土、になります。

胃腸消化器を多く診てきている、田村先生の診療日は、火(午前)、金になります。

桃浜内科クリニック